横浜名物 崎陽軒の「シウマイ弁当」。
幕の内系の駅弁として、関東圏では定番中の定番の一つです。
その弁当のメインのおかずである「崎陽軒のシウマイ」を単品でも食べることが出来ます。
シウマイ単品には、どこか怖い愛嬌のある醤油差しが付いてきます。
2019年8月、なぜか崎陽軒のシウマイが無性に食べたくなり、東京駅に行ったついでに久しぶりに買ってきました。
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シウマイの販売元「崎陽軒」とは?
販売元は、株式会社崎陽軒(きようけん)。
創業明治41年(1908年)です。
旧横浜駅(現在の桜木町駅)で営業を開始。
当時は牛乳やサイダー、餅を扱っており、駅弁は取り扱っていなかったそうです。
横浜名物となった崎陽軒のシウマイは、昭和3年(1928年)に販売を開始しました。
元々、「崎陽軒のシウマイ」の方を先に販売していたのです。
そしてもうひとつの名物であるシウマイ弁当は、昭和29年(1954年)に登場しました。
当時は、酒悦(しゅえつ)の福神漬、横浜カマボコ、そして崎陽軒のシウマイという有名な商品を売りとした駅弁だったそうです。
それから約65年。
現在の崎陽軒のシウマイ弁当は、以下の記事で紹介しています。
崎陽軒のシウマイの見た目
箱を手前から開けると右側にきれいに必要なものが収納されています。
お手拭きがフタになっている無駄のなさ。
中には醤油差しと辛子、そして木の棒。実はお箸が付いていません。
でも大丈夫です。シウマイを食べるのに支障はありません。
揺れる車内でもこぼさぬよう、敢えて一口サイズになっているシウマイ。
15個入っています。
もっちりとした崎陽軒のシウマイ。
購入した日なら冷めていてもおいしいですよ。
醤油と辛子でどうぞ。
辛子はしっかり辛さがあるタイプです。
醤油と辛子の量は、15個食べるのに必要十分。
なお、一口サイズのためか勘違いしがちですが、15個のシウマイは結構お腹に溜まります。
崎陽軒のシウマイの原材料は?
崎陽軒のシウマイの原材料は以下の通りです。
グリンピースは中に練り込まれています。
たまに外に飛び出している場合もあります。
崎陽軒のシウマイのカロリーと糖質は?
崎陽軒のシウマイのカロリー、炭水化物(≒糖質)は以下の通りです。
1個当り、カロリー32kcal、炭水化物(≒糖質)2.8g、脂質1.6gです。
15個当りでは、カロリー480kcal、炭水化物(≒糖質)42.0g、脂質24.0gになります。
15個となると、なかなかですね。
崎陽軒のシウマイ、商品名としては「昔ながらのシウマイ」には、6個入りや30個入りもありますよ。
6個当り、カロリー192kcal、炭水化物(≒糖質)16.8g、脂質9.6gです。
30個当りでは、カロリー960kcal、炭水化物(≒糖質)84.0g、脂質42.0gになります。
ちょっと一人で食べるには諸々多いですね。
複数人でのシェア用でしょうか。
なお、当記事では炭水化物を糖質としています。
炭水化物と糖質の違いは以下の記事で紹介しています。
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崎陽軒のシウマイには、磁器製の醤油差しが付いている!
崎陽軒のシウマイの特徴の一つに、磁器製の醤油差し(醤油入れ)があります。
醤油差しは、「昔ながらのシウマイ」と「特製シウマイ」に入っています。
白い磁器の容器になったのは、戦後からとのこと。
シウマイが発売された昭和3年(1928年)当時は小さなガラスのビンだったそうです。
栓はコルクでしたが、平成8年(1996年)から現在のゴム製になっています。
よく見ると人の顔が描かれています。
このキャラクターの名前は、ひょうちゃん(現在、3代目)。
いろは48文字にちなみ誕生したため、絵柄は何と48種類もあるそうです。
全部集めることはまず困難ですが、絵柄にも注目してみてはいかがでしょうか。
見たことのないひょうちゃんに出会えるかもしれませんよ。
歴代のひょうちゃんは、崎陽軒のサイトで確認出来ます。
崎陽軒のシウマイの値段と日持ちは?
2019年8月現在、15個入りは620円(税込)です。
6個入りが300円(税込)、30個入りは1,230円(税込)です。
日持ちですが、購入日の当日中(厳密には翌日の朝1時まで)です。
製造より11時間以内に10℃以下で冷蔵保存すると購入日の翌日夜24時まで日持ちします。
崎陽軒のシウマイ、電子レンジでの温め時間は?
冷めていてもおいしいですが、温かい方がよりおいしいです。
温め方は箱の裏に書いてありました。
電子レンジの場合
500Wなら常温保存時は1分30秒、冷蔵保存時は1分50秒です。
600Wなら常温保存時は1分10秒、冷蔵保存時は1分20秒です。
蒸し器が使えるあなたの場合
常温保存時は5分、冷蔵保存時は7分です。
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崎陽軒のシウマイは東京駅のどこで購入出来る?
ギフトガーデン東京中央
東京駅改札内1階の中央通路沿いにある「ギフトガーデン東京中央」で購入出来ます。
こちらは15個入りだけ置いてあります(多分)。
新幹線乗り場方向に歩き、10番線まで行って右方向に振り返るとあります(この画像の裏側です)。
崎陽軒
後は、東京駅改札内地下1階の中央通路沿いにあるお弁当エリアに崎陽軒があります。
東京駅改札内地下1階にあるグランスタのお弁当エリアの18番に崎陽軒があります。
東京駅改札内1階中央通路沿いにある以下のエスカレーターで降りるとすぐ右です。
エスカレーターの場所は、5番線(山手線)と6番線(京浜東北線)の間にありますよ。
東京駅改札内1階中央通路沿いの6番線と7番線の間には「駅弁屋 祭」があります。
位置関係的には1階にある「駅弁屋 祭」のほぼ真下です。
以下は、地下1階のマップです。すぐ近くに待ち合わせの目印「銀の鈴」があります。
崎陽軒はローカルブランドを目指しているため、基本的には関東圏でしか商品が手に入りません。
東京や横浜に訪れた際はぜひ一度は食べてみてはいかがでしょうか。
もし初めてならまずは「崎陽軒のシウマイ弁当」がよいとは思います。
弁当にはシウマイが5個入っています。
他にもおいしいおかずに特徴的な白米が入っていますよ。
崎陽軒のシウマイには、真空パックの通販もあります。
いつもの通販サイトは、以下から探せます。
関連記事です。
コカ・コーラの檸檬堂です。意外と低糖質でした。
崎陽軒のシウマイ炒飯弁当はシウマイ弁当の上位互換です。
冷めてもおいしい。国技館焼き鳥です。
東京駅のグランスタには、10年連続売上1位のイベリコ豚重弁当があります。
東京駅のグランスタには、ユーハイムの神戸牛のミートパイもあります。
グランスタのおやつエリアにはお土産に最適なクッキーがあります。
和風の駅弁をお探しなら「福豆屋の海苔のりべん」がおすすめです。
温かい駅弁ならこちらもよいですね。
陶器の器がお土産に嬉しい駅弁と言えば「淡路屋のひっぱりだこ飯」です。
サンドイッチの気分なら「大船軒サンドウィッチ」がおすすめです。
ランキング常連!こぼれイクラととろサーモンハラス焼き弁当です。
北海道厚岸(あっけし)町のかきめしです。磯の香がよいですよ。
最後は気持ちよくお口のお手入れもしたいです。旅にも手放せません。