雪印コーヒー。
500ml入りの紙パック飲料としては大定番ですね。
大抵のコンビニやスーパーで販売されています。
私も中学生ぐらいの時(何十年前になるのか)にはよく部活終わりや夜中に飲んでいました。
まだブラックコーヒーが口に合わない頃ですね。
あの頃はいくら飲んでも体重には影響しませんでしたねぇ(遠い目)。
(成長期かつ運動をがっつりしていましたから当たり前ですが。)
さて、今回実に久しぶりに雪印コーヒーを飲んでみたくなりました。
すっかり年齢を重ねて大人となり、運動もまったくしなくなった私としては雪印コーヒーのカロリーや糖質はやはり気になります。
併せてカフェインの含有量も確認してみました。
あなたの参考になれば幸いです。
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雪印コーヒーとは!
発売開始は昭和38年(1963年)の超ロングセラー商品です。
茶色、黄色、赤のパッケージでお馴染み。
甘目のいわゆるコーヒー牛乳ですね。
コーヒー感はそこまで強くないと思います。
想い出フィルターが無ければ、特別においしい訳でもない、標準的な想像通りのコーヒー牛乳です。
今後も変わらずに同じパッケージカラーで販売され続けて欲しいですね。
ちなみに昭和38年(1963年)の販売当初は三角パックで「雪印コーヒー牛乳」という商品名でした。
雪印コーヒーの原材料は!
種類別名称は乳飲料。
雪印といえば、平成12年(2000年)の集団食中毒事件を思い出す人も多いと思います。
参考リンク:雪印乳業食中毒事件|沿革|雪印メグミルク株式会社
この事件がきっかけとなり、牛乳表記に対する規制強化がありましたね。
平成15年(2003年)から「コーヒー牛乳」という表記が使えなくなったのです。
生乳100%(かつ無脂乳固形分は8%以上、乳脂肪分が3%以上)の牛乳だけが「牛乳」という表記を許されることになりました。
そのため世にあったコーヒー牛乳という商品名は姿を消し、ミルクコーヒーやカフェ・オ・レなどの商品名が使われることになりました。
私はこの時の印象が強かったため、「雪印コーヒー」もこの頃に商品名が変わったのだと思い込んでいました。
ただ、今回改めて調べたところ、どうやら昭和45年(1970年)のリニューアル時にはすでに雪印コーヒーという名前だったようです。
参考リンク:雪印コーヒーの歴史|雪印コーヒー|雪印メグミルク株式会社
雪印コーヒーのカロリー、糖質は!
200ml当り、カロリーは93kcal、糖質は17.1g、脂質は1.7gです。
この手の商品では珍しく、炭水化物と糖質がしっかりと区別して表記されています。
よいですね。
さて今回、購入した雪印コーヒーは500mlです。
従って、単純計算すると。
1パック(500ml)当り、カロリーは約233kcal、糖質は約42.8g、脂質は約4.3gになります。
なかなかの糖質量ですね。
ちょっと気軽に飲める糖質量ではありません。
コップ1杯(200ml)程度にしておくのが無難です。
糖質制限的にはカロリー、脂質は多いほどよいため、カロリーは気にしなくても大丈夫です。
糖質制限や炭水化物と糖質の関係は以下の記事で紹介しています。
ちなみに牛乳は200ml当り、カロリーは137kcal、炭水化物(≒糖質)は10.0g、脂質は7.8gです。
雪印コーヒーのカフェイン含有量は!
カフェイン含有量は、100ml当り、5mg入っています。
つまり、コップ1杯(200ml)当りでは10mg、500ml当りでは25mgになります。
この種の商品としては、なかなか少ないカフェイン量だと思います。
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飲料毎の一般的なカフェイン量
全て100ml当りの数値で、あくまで目安であり、実際の数値は製品により異なります。
一般的にコップ1杯と言えば、200mlのことです。
- コーヒー:約60mg
- 玉露:約160mg
- 煎茶:約20mg
- ほうじ茶:約20mg
- 玄米茶:約10mg
- ウーロン茶:約20mg
- 紅茶:約30mg
- コーラ飲料:約13mg
- エナジードリンク飲料:32~300mg
- 栄養ドリンク:50mg
私はカフェインというとコーヒーを真っ先にイメージしていましたが、玉露の方がカフェインが多いのですね。
食品安全委員会が公開しているPDF「食品中のカフェイン」が分かり易いです。
カフェインの効果
眠気覚ましや利尿作用が広く知られています。
他にも自律神経の働きを高める、集中力を高める、体脂肪の燃焼を促進する効果があるとされています。
カフェインは摂取後、約30分後に脳に到達すると言われています。
これらの効果を期待する場合は、カフェインを摂取するタイミングも気にしたいですね。
ただし、カフェインを過剰摂取すると脈拍数や呼吸数の増加、めまい、不眠、下痢や吐き気などの急性中毒が起こります。
さらに重い症状が発症することもあります。
何事もそうですが、適度な摂取がよさそうです。
カフェイン摂取量、一日当りの目安
明確に摂取上限というものは個人差が大きいため日本でも国際的にも定義されていませんが、目安は提示されています。
ただ、国によってその目安は異なります。
大まかに健康な成人で400mg未満、妊婦は200mg未満が一日の摂取量として推奨されています。
子供は年齢によって細かく分かれていますが、体重1kg毎に2.5mg未満となっています。
例えば、体重30kgであれば、75mg未満ということになります。
この場合、雪印コーヒー(500ml)であれば、何の問題もありませんね。
ただ実際は他の食品からもカフェインは摂取しますから妊婦や小さい子供は1本丸々は控えた方がよさそうです。
また、雪印メグミルクの公式サイトによると雪印コーヒーについては、3歳未満の幼児に与えるのは避けるように案内されていました。
なお、3歳以上であっても与える量は控えたり、牛乳などで薄めるようにとのことです。
雪印コーヒーにはカフェインレスの商品もあります。
カフェインが気になるあなたには、こちらがおすすめです。
カフェインについて詳しくは前述の食品安全委員会がPDF「食品中のカフェイン」で公開しています。
また、以下の農林水産省のサイトでも公開されています。
あなたの参考になれば幸いです。
それでは、また。
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